情報処理学会・コンピュータと教育研究会
情報教育シンポジウム
Summer Symposium in Sengokuhara 2006
〜情報教育のさらなる未来〜 §

お知らせ §

論文投稿について §

スケジュール §

2006年4月13日(木)論文募集要領発表
2006年6月 2日(金)論文概要投稿締切
2006年6月30日(金)採否決定通知
2006年7月21日(金)カメラレディ原稿提出締切
2006年8月26日(土)昼

2006年8月28日(月)昼
SSS2006開催

内容が優秀な発表と原稿については、情報処理学会論文誌への投稿論文として推薦いたします。

論文投稿の手順 §

1.論文投稿者、著者について §

共著の場合の論文投稿者は、第1著者で且つ発表者であることが望ましいのですが、都合によって異なる場合でも受付けます。ただし、第1著者としての投稿は1人1本に限るものとし、同じ著者が2回以上発表することはできません。

2.論文投稿形式 §

投稿形式は3通り(フルペーパー、ショートペーパー、デモンストレーション)あります。フルペーパーまたはショートペーパーの場合には、最初から最終原稿を投稿することもできます。より的確な査読を行うために、論文概要の文量を増やしていますので注意してください。必要に応じて図表等を用い、査読者に十分発表内容が伝わるよう配慮をお願い致します。 また、原稿執筆の際には、原稿執筆案内(PDF形式、Word形式のいずれも準備中です。)も参照してください。

カテゴリー論文概要(A4判)
(図表を含む)
発表用最終原稿(A4判)
(図表を含む)
発表時間
(質疑応答を含む)
フルペーパー4〜8頁8頁以内30分
ショートペーパー2〜6頁6頁以内20分
デモンストレーション1頁2頁以内未定(60分〜90分の予定)

[関連情報] §

  1. フルペーパーに関して
    1. 本シンポジウムの趣旨に合致し、オリジナリティに溢れるものを採録する方針です。
    2. 提出した論文概要(または最終原稿)が規定の文量に達していない場合には、査読をせずに不採録となることがあります。
    3. 最終原稿では、新規性・有用性等に関連する研究や参照文献にも触れ、できる限り議論を尽して下さい。
    4. 希望により、デモンストレーション発表と両方に参加することができます。ただし、会場の都合により、希望者が多い場合には遠慮していただく場合もあります。
  2. ショートペーパーに関して
    1. 本シンポジウムでの議論を喚起するため、なるべく広く採録する方針です。
    2. 提出した論文概要(または最終原稿)が規定の文量に達していない場合には、査読をせずに不採録となることがあります。
    3. 「研究の途中結果」「問題提起」「新しいアイディア」「教育実践報告」など、テーマに対する論点を絞り、簡潔にまとめて下さい。
    4. 希望により、デモンストレーション発表と両方に参加することができます。ただし、会場の都合により、希望者が多い場合には遠慮していただく場合もあります。
  3. デモンストレーションに関して
    1. デモンストレーションを行い投稿者と参加者との議論を行うものです。
    2. 教材やツールのデモンストレーションを希望する場合には、報告概要を提出して下さい。
    3. 内容がシンポジウムの趣旨に反しない限り、できるだけ多くを採録する方針です。
    4. デモンストレーション・セッションは、ペーパーの発表とは別に時間を設けます。
    5. 一つの会場で複数のデモンストレーションを同時に行ないますので、大きな音を出したり、部屋を暗くしなければならないようなデモンストレーションはできません。プロジェクタを必要とする場合は個人で持ち込んで頂くことになりますが、電力の問題がありますので、可能な限りノートパソコンなどで代用して下さい。小型ロボットなどについても同様です。
  4. その他
    1. フルペーパーで採録された論文の中で特に優秀な論文には、「論文賞」を授与します。
    2. 特に優秀なフルペーパー・ショートペーパーの発表には、「奨励賞」を授与します。
    3. 特に優秀なデモンストレーション発表には、「デモンストレーション賞」を授与します。

3. 投稿カテゴリーの選択について §

発表原稿に対して適切な判断ができるようにするために、投稿者が下の枠組みの中から最も関連が深いと思われるテーマ(または、最も主張されたいテーマ)を一つ選択してください。ただし、選択されたテーマ以外にも関連すると思われるテーマがある場合には、その旨を別途、明記してください(複数選択可)。テーマの選定は、査読・適切性の審査を円滑に行なうためのものですから、慎重に御検討下さい。

プログラム委員会では次のテーマ項目を考えていますが、必ずしもこのテーマに限定するものではありません。学術的な研究論文のみならず、実践報告・教育評価・新しい提案などの論文も歓迎しますので、その他の項目に記してください。

  1. 情報教育の目指すもの
  2. 情報教育の現状、実践、教育手法
  3. 情報教育の将来、あり方
  4. 教科「情報」の実施報告、もたらしたもの、今後の展開
  5. 教育の情報化の目指すもの、実践、今後の展開
  6. 教科「情報」教育教材の設計・実現・評価
  7. その他

4. 投稿にあたっての注意事項 §

投稿カテゴリーと投稿形式に注意して「論文概要」または「最終原稿」を作成して下さい。なお、「フルペーパー」または「ショートペーパー」に投稿する場合には、査読の公正さを保つために、筆者・所属・住所・連絡先等を原稿に含めないようにし、さらに、概要や本文から、著者の大学名・組織名・会社名・人名が容易に推察されないよう工夫をして下さい。

採録確定後の原稿には、具体的な名称も挿入できます。「デモンストレーション」に投稿する場合は、具体的な名称を含んでも構いません。なお、投稿の際には、

のいずれかを選ぶことができますが、できる限りPDF形式 あるいは Microsoft Word 形式での投稿をお願い致します。また、原稿執筆の際には、原稿執筆案内(PDF 形式・Word形式)も参照してください。

5. 論文投稿と参加登録について §

論文投稿を行う場合には、最初に参加登録を行う必要があります。まず、参加登録 http://oberon.nagaokaut.ac.jp/sss2006/reg_index.htm にある「SSS2006参加登録フォーム」を開いて、「参加登録を行う」をクリックしてください。

SSS2006発表希望者の参加登録フォームによる投稿用アカウントの発行必要な項目を入力し送信を行うと、入力したメールアドレス宛に「要約投稿ID」「論文投稿パスワード」「要約投稿用ホームページのアドレス」を記したメールが送信されます。要約投稿用ホームページを開いて「要約投稿ID」と「論文投稿パスワード」を入力すると、「論文概要」または「最終原稿」を登録するための画面が表示されます。論文投稿締切(6月2日(金))までに、その画面から登録を行ってください。なお、参加費等は現在のところ未定です。概算額または最終確定額が決まり次第このホームページ上で連絡いたしますので、しばらくお待ち下さい。

6. 査読とその結果 §

フルペーパーまたはショートペーパーとして投稿された論文概要または最終原稿は、著者の名前や所属をふせて2名以上の委員が査読します。査読後、プログラム委員会から投稿者に宛てて、審査結果と査読コメントをお知らせします。採録された論文については、カメラレディ原稿を提出していただきます。

なお、フルペーパーで投稿された場合にはショートペーパーまたはデモンストレーション採録となることがあります。また、ショートペーパーで投稿された場合にはデモンストレーションで採録となることがあります。

デモンストレーションで投稿された報告概要は、プログラム委員1名が査読します。査読後、プログラム委員会から投稿者に宛てて、審査結果をお知らせします。採録された報告については、カメラレディ原稿を提出していただきます。

7.論文投稿に関するご質問は、プログラム委員会 §

照会先までご連絡ください。

大会主旨 §

高等学校の普通教科「情報」が2003年に必修科目として導入されて3年が経ちました。その成果について、関係者による多面的な評価がなされていますが、同時に問題点も明らかになりつつあります。一方では、教科「情報」の見直し、中学校における情報科目の導入など、情報教育の強化が国策の重点項目として検討されています。

昨年(2005.10)、情報処理学会情報処理教育委員会が「日本の情報教育・情報処理教育に関する提言2005」を公開しましたが、当研究会でも、情報教育は我が国の将来に関わる重要な問題として捉え、1996年以来、教育課程改訂の動きに大きな関心をもって、さまざまな機会に議論を重ねてきました。また、多くの研究者や教育者が参加できる2泊3日のシンポジウムを開催して、理論と実践の両面から専門的な議論を展開してきました。

第1回目(1999)は「高校の新教科「情報」が開く世界」というテーマで、情報教育の在り方、教育に携わる人材の育成、情報教育の基盤整備や教材に求められる特性などを明らかにしました。今回は第8回となりますが、当時の少し先進的だった新学習指導要領による教育の内容を振り返りながら、さらに将来の教育に目を向ける必要があると考えています。

このような背景のもと、本シンポジウムでは、この3年間の情報教育成果を踏まえて
・教科「情報」の教育実施に対する問題と知見
・推進が提言されている「教育の情報化」
について議論し、
・小学校から大学にいたる情報教育科目の将来
・日本における情報教育の目的と方向性
などを考察することで、今後の情報教育のあり方を示したいと考えています。

SSS2006はこれまでのSSSの形式を踏襲して、
1) 情報教育の専門家
2) 初等中等教育の教員を中心とする教育の専門家
3) 教育ソフト・教育コンテンツ作成に関わる企業の専門家
の方々の参加を広く募り、実り多い議論を実現したいと思います。おもな項目を下にあげますが、これらに限らない魅力あるテーマも歓迎いたします。

  1. 情報教育の目指すもの
  2. 情報教育の現状、実践、教育手法
  3. 情報教育の将来、あり方
  4. 教科「情報」の実施報告、もたらしたもの、今後の展開
  5. 教育の情報化の目指すもの、実践、今後の展開
  6. 教科「情報」教育教材の設計・実現・評価
  7. その他

概要 §

開催日時(予定)
2006年8月26日(土)昼〜28日(月)昼頃
場所
駿河台学園箱根セミナーハウス紅雲荘(神奈川県 足柄郡 箱根町 仙石原)

組織 §

大会委員長
神沼 靖子(埼玉大学)
実行委員長
辰己 丈夫(東京農工大学)
会計担当
立田 ルミ(獨協大学)
プログラム委員長
並木 美太郎(東京農工大学)
プログラム委員
角田 博保(電気通信大学)
西田 知博(大阪学院大学)
駒谷 昇一(NTTソフト)
松浦 敏雄(大阪市立大学)
広報・プログラム担当
中平 勝子(長岡技術科学大学)
広報担当
和田 勉(長野大学・高麗大学校)
現地担当
楠元 範明(早稲田大学)
大会全般の照会先
SSS2006実行委員会(E-mail:未定)
主催
(社)情報処理学会 コンピュータと教育研究会(CE)
共催(予定)
(社)情報処理学会
同情報処理教育委員会
同コンピュータサイエンス教育委員会
同ソフトウエアエンジニアリング委員会
同情報システム教育委員会
同一般情報処理教育委員会
同高専教育委員会
同初等中等教育委員会
同アクレディテーション委員会

プログラム §

以下のプログラムは、昨年度を参考に仮バージョンとして作成したものです。

8月26日(土)
12:00受付開始
13:00〜13:10開会挨拶, 山下記念賞表彰
13:15〜14:45招待講演 教科「情報」の教科書について
林 英輔(麗沢大学教授・山梨大学名誉教授)
15:00〜17:30パネルディスカッション
初等中等教育における「教育の情報化」
17:30〜19:00夕食・入浴など
19:10〜20:40セッション1
21:00〜22:00ナイトセッション                                       
 
8月27日(日)
朝食
9:00〜10:10セッション2
10:30〜11:40セッション3
11:40〜13:00昼食と休憩
13:00〜14:20セッション4
14:40〜16:00セッション5
16:00〜19:10夕食・入浴など
19:10〜20:40デモンストレーションとポスタ発表
21:00〜22:00ナイトセッション                                       
 
8月28日(火)
朝食
09:00〜10:00セッション6
10:10〜11:10セッション7
11:20〜12:10セッション8
12:10〜12:15プレゼンテーション賞の投票時間
12:15〜12:30表彰・閉会挨拶                                       
12:30解散

参加費用 §

準備中

歴代のSSS §


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