【新着情報】(2003.8.25)
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4 | a | − | 2 | s |
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セッション番号 | 会場名 (2会場の場合) |
発表順序 | f:フル s:ショート |
みなさまご存じのとおり、文部科学省の学習指導要領が改訂され、2002年度から小中学校での情報教育が増強され、さらに2003年度からは高等学校で新教科「情報」が開始されました。他の諸科目の内容を削減するという状況の中での情報教育の強化は、情報に対する期待の高さを示すとともに、これまでの教育方法のあり方を画期的に向上させる可能性をも秘めています。 当研究会は、この教育課程の改善をわが国の将来に関わる重要な1ステップと考え、1996年以来、専門的・実践的な見地から、情報教育について研究と検討とを重ねてきていますが、さらに、より多くの研究者・教育者による議論を深めるために、宿泊形式のシンポジウムを実施してきました。 第1回(1999年夏)は「高校の新教科「情報」が開く世界」というサブタイトルのもと、学校教育における情報教育の諸間題をその根本から議論して、情報教育の在り方、教育に携わる人材の育成、情報教育の基盤整備や教材に求められる特性などを明らかにすることに努めました。その後も、「情報が創る新しい世界」(2000年)、「深化する情報教育」(2001年)、「これまでの情報教育・これからの情報教育」(2002年)というサブタイトルのもとに、同様な議論を、宿泊形式の利点を活かして濃密に展開することができました。これらのシンポジウムで得られた成果は、学界だけではなく、広く教育界、産業界に影響を与えているものと確信しています。 |
第1回のシンポジウム開催の時点では時間的に少し先だった新学習指導要領による教育も、高等学校では今年が開始年というタイミングになりました。この時点での情報教育に関するシンポジウムの開催は、これまで以上にその重要性を増していると考えています。 以上の理由にから、2003年度も同じ形式によるシンポジウムを開催して、1)情報教育の専門家、2)初等中等教育の教員を中心とする教育の専門家、3)教育ソフト・教育コンテンツ作成に関わる企業の専門家、の方々の参加を募り、実り多い議論を実現したいと思います。おもな項目を以下にあげますが、これらに限らない魅力あるテーマも歓迎いたします。
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