情報処理学会 情報教育シンポジウム
Summer Symposium in S(hikoku|anuki|etonaikai|hodoshima) 2014 §
概要 §
- 日 時
- 2014年8月24日(日)〜26日(火)
- 場 所
- リゾートホテル オリビアン小豆島
- 所在地:〒761-4142 香川県小豆郡土庄町屋形崎甲63−1
- 電 話:0879-65-2311
- 主 催
- (社)情報処理学会 コンピュータと教育研究会(CE)
- 同 教育学習支援情報システム研究会(CLE)
- 共 催
- (社)情報処理学会 情報処理教育委員
- 同 コンピュータ科学教育委員会(CS)
- 同 情報システム教育委員会(IS)
- 同 ソフトウェアエンジニアリング教育委員会(SE)
- 同 コンピュータエンジニアリング教育委員会(CE)
- 同 インフォメーションテクノロジ教育委員会(IT)
- 同 一般情報処理教育委員会(GE)
- 同 高専教育委員会
- 同 初等中等教育委員会(PS)
- 同 アクレディテーション委員会
- 後 援
- 土庄町教育委員会
- 高松市教育委員会
- 香川県教育委員会
- 高知県教育委員会
- 愛媛県教育委員会
- 徳島県教育委員会
- 文部科学省
- 岡山県教育委員会 (予定)
- 小豆島町教育委員会 (予定)
- 協 賛
- 電子情報通信学会 教育工学研究専門委員会
- 日本情報科教育学会
- 情報処理学会 四国支部
- 日本教育工学会
- 電子情報通信学会 四国支部
- 教育システム情報学会 (予定)
参加登録 §
申込方法 §
宿泊込の参加形態のため,完全事前登録制です.
参加登録フォームからお申し込みください.
(8月7日をもって締め切りました)
参加登録後,SSS Moodle!でアカウントを作成し,「SSS2014」コースに参加してください.参加者への連絡や情報交換は,主にこちらを使用して行います.
コース参加のキーは,参加登録完了通知のメールの中に記載してありますので、ご確認ください.
なお,昨年以前にSSS Moodle!に参加された方は,今回も引き続きそのアカウントを利用可能です.
参加費の振込先は,参加登録完了通知のメール内に記載してあります.
費用 §
会員資格 | 合計 | 内訳(税込) |
参加費(論文集込) | 宿泊費 |
情報処理学会・協賛学会の正会員 | 42,000円 | 16,000円 | 26,000円 |
情報処理学会・協賛学会の学生会員 | 34,000円 | 8,000円 |
CE研究会またはCLE研究会の準登録個人 | 42,000円 | 16,000円 |
初等中等教員 | 42,000円 | 16,000円 |
非会員一般 | 52,000円 | 26,000円 |
非会員学生 | 42,000円 | 16,000円 |
ご注意 §
- [部屋について]
今回の会場となるホテルは、主に家族利用のリゾート滞在型のホテルです。
夏休みの最終週であり、ほぼ満室になる見込みです。
部屋は、5人用の和室と4人用の洋室しか用意できません。
したがって、個室および相部屋の個人利用のご要望にはお応えできません。ご理解ください。
- 有職の学生(社会人院生等)は「学生」ではなく,「一般」になります.
但し,情報処理学会の学生会員の場合は「学生」で結構です.
- 宿泊費には,1日目夜〜3日目朝の食事、会場費も含みます。
- 1日目、3日目の昼食は用意しておりません。
- 宿泊は原則相部屋です。
- 会場および館内禁煙です(喫煙スペースは玄関およびロビーテラス)
- 上記の金額は現時点での予定です.参加申込開始までに変更される可能性があります.
小豆島学校教員向け特別枠 §
- 招待講演につきましては、小豆島の学校教員の皆様は無料聴講が可能です.
参加申込は必要ありません.当日受付で申し出てください.なお名刺を持参いただけますと幸いです.
交通案内 §
小豆島への交通機関は,神戸,姫路,日生,岡山,宇野,高松の各港からフェリーをご利用ください.(参考1,参考2)
鉄道では行けません.
- 四国の方は高松港ルート一択
- 沖縄在住 or 羽田空港にアクセスできる方は,高松空港-高松港ルートが便利
- それ以外は,新幹線で岡山駅-新岡山港ルートが無難
- 関西圏の方は神戸港ルートや姫路港ルートも検討の余地あり.
小豆島・土庄港まで §
- 高松経由
- 羽田空港 - 高松空港 [時刻表]
- 高松空港 - 高松駅 [時刻表]
- 高松港最短は「JRホテルクレメント高松」下車?(高松築港,高松駅でもそれほど違いはない)
- 高松港 - 土庄港(1日15便) [時刻表]
- 送迎バス乗り継ぎを考慮すると,12:35-13:35 のフェリー(人670円、車6000円)か,13:00-13:35 の高速艇(人1140円)がベスト
- 岡山経由
- 神戸経由
- 三ノ宮 - 神戸港 連絡バス [時刻表]
- 神戸港 - 坂手港(1日3〜4便) [時刻表]
- 8:00-11:10 (2,290円)のフェリーがベスト
- 坂手港 - 土庄港 路線バス(約1時間おき,所要時間40分)[時刻表]
- 姫路経由
- 姫路 - 姫路港 路線バス [時刻表]
- 山電飾磨駅から徒歩
- 姫路港 - 福田港(1日7〜10便) [時刻表]
- 送迎バス乗り継ぎを考慮すると,11:15 - 12:55 (1,520円)のフェリーがベスト
- 福田港 - 馬越または土庄港 路線バス[時刻表]
土庄港から §
- 送迎バス
- 土庄港からホテルへの送迎バスがあります(15分程度).
以下3便をSSS用に押さえる予定ですので,参加申込時に以下から希望時刻をお選びください.
- 11:55発 定期 ○
- 13:45発 臨時 ○
- 14:15発 定期 ○
- それ以外の定期便 (時刻表) については,各自でホテルに予約をお願いいたします.
予約しないと乗車できない可能性があります(運休あり,団体客優先など)。
福田港から §
- 以下の2便で到着される場合,4名以上の希望があれば送迎バスが出る予定です.
- 姫路港 09:45-11:25 福田港
- 姫路港 11:15-12:55 福田港
- 希望者が4名を切る場合は,こちらをご利用ください.→ 土庄港行 路線バス[時刻表]
プログラム §
下記は現時点での仮案です.
各セッション時刻や発表順は今後変更される可能性がありますのでご了承ください.
★: 学生発表
8月24日(日) §
14:00-14:30 受付
14:30-14:40 開会挨拶 §
14:40-15:40 招待講演1 司会:林雄介(広島大学) §
- 「四国における大学連携eラーニング事業の紹介(仮)」
- 講演:村井礼(香川大学 大学連携e-Learning教育支援センター四国 教授)
15:40-16:00 中間休憩 §
16:00-17:10 セッション1 (情報教育) 座長:隅谷孝洋(広島大学) §
- 1-1 [実践S] 「コンピュータサイエンスフィールドガイド」CSアンプラグドを活用した情報科学学習サイト
- 兼宗進(大阪電気通信大学) 、高原恭祐(大阪電気通信大学)、島袋舞子(大阪電気通信大学)、中野由章(神戸市立科学技術高等学校)
- 1-2 [実践L] 「大学情報入試全国模擬試験」の実施と評価
- 中野由章(神戸市立科学技術高等学校)、谷聖一(日本大学)、筧捷彦(早稲田大学)、村井純(慶應義塾大学)、植原啓介(慶應義塾大学)、中山泰一(電気通信大学)、伊藤一成(青山学院大学)、角田博保(電気通信大学)、久野靖(筑波大学)、佐久間拓也(文教大学) 、鈴木貢(島根大学)、辰己丈夫(放送大学)、永松礼夫(神奈川大学)、西田知博(大阪学院大学) 、松永賢次(専修大学)、山崎浩二(明治大学)
- 1-3 [実践S] クラウドコンテンツの利用と学生の反応 ―日経パソコンEdu−
- 立田ルミ(獨協大学)
17:10-17:40 特別セッション「プログラミング教育」 司会:久野 靖(筑波大学)、兼宗 進(大阪電気通信大学) §
18:10-19:30 夕食(BBQ) §
20:00-21:00 セッション2 (プログラミング教育) 座長:長瀧寛之(岡山大学) §
- 2-1 [提案L] 独立同期モデルによる初学者向け協調プログラミング支援システムの開発 ★
- 加藤優哉(静岡大学大学院情報学研究科)、松澤芳昭(静岡大学情報学部)、酒井三四郎(静岡大学情報学部)
- 2-2 [提案L] BlockEditor Hinoki:ビジュアル-Java 相互変換技術 を利用したオブジェクト指向プログラミング教育の提案 ★
- 大畑貴史(静岡大学大学院情報学研究科)、松澤芳昭(静岡大学情報学部)、桐山伸也(静岡大学情報学部)、酒井三四郎(静岡大学情報学部)
21:00-22:30 研究討議1 §
8月25日(月) §
07:00-09:00 朝食 (バイキング) §
09:00-10:20 セッション3 (教育学習過程の情報化、その他) 座長:三石大(東北大学) §
- 3-1 [実践S] 学ぶ楽しさや成就感のある学習指導〜デジタル教科書等を活用した指導方法の改善・充実〜
- 岡亨(土庄町立北浦小学校)
- 3-2 [提案S] 中学理科を対象とした実物体指向仮想化学実験システムの実装
- 佐藤究(岩手県立大学ソフトウェア情報学部) 、山下圏(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)、高橋要介(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)、小笠原直人(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)、布川博士(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
- 3-3 [実践S] テキストマイニングを用いたエンジニアリングデザイン教育の振り返りの分析
- 松原裕之(福岡工業大学)
- 3-4 [実践S] 情報系大学生に対する自発的成長を促す キャリア教育のためのワークショップデザインの検討
- 鈴木範子(フェリス女学院大学 非常勤講師)、山本裕子(早稲田大学)、辰己丈夫(放送大学)
10:30-12:00 セッション4 (情報教育) 座長:中野由章(神戸市立科学技術高等学校) §
- 4-1 [提案L] コンピュータサイエンス教育とゲーム開発: 20年の展開と展望
- 山根信二(岡山理科大学/国際ゲーム開発者協会日本)
- 4-2 [実践L] 実システム開発PBLの実践事例
- 大場みち子(公立はこだて未来大学)、伊藤恵(公立はこだて未来大学)
- 4-3 [提案L] 高度IT専門職大学院の教育目標を保証するカリキュラムの設計
- 戸沢義夫(産業技術大学院大学)、酒森潔(産業技術大学院大学)、小山裕司(産業技術大学院大学)
12:00-13:00 昼食 (カレーバイキング) §
13:00-14:40 セッション5 (情報教育、プログラミング) 座長:西田知博(大阪学院大学) §
- 5-1 [実践S] 無線送受信機器を用いた計測・制御教材の開発 ★
- 伊藤俊亮(静岡大学大学院・教育学研究科(院生))、紅林秀治(静岡大学教育学部)、兼宗進(大阪電気通信大学)
- 5-2 [提案S] 義務教育段階における設計重視型プログラミング教育の提案 ★
- 大村基将(静岡大学大学院)、紅林秀治(静岡大学)
- 5-3 [提案S] コンピューティングを基盤とした情報教育の再規定
- 久野靖(筑波大学) 、小泉力一(尚美学園大学)、宮寺庸造(東京学芸大学) 、夜久竹夫(日本大学)
- 5-4 [実践S] Processingによる高校生を対象としたプログラミング入門体験2
- 土肥紳一(東京電機大学 情報環境学部)、今野紀子(東京電機大学 情報環境学部)
- 5-5 [提案S] 識字教育としてのプログラミング
- 大岩元(慶応義塾大学)
14:50-15:50 招待講演2 司会:富永浩之(香川大学) §
- 「メディアアートの風が呼ぶ、テクノロジーと地域振興」
- 講演:中野裕介 (有限会社 電マーク 代表取締役/一般社団法人 まちテレ 専務理事/高松メディアアート祭実行委員会 事務局長)
15:50-16:10 中間休憩 §
16:10-17:40 セッション6 (プログラミング教育) 座長:兼宗 進(大阪電気通信大学) §
- 6-1 [提案L] 穴埋め問題を用いたプログラミング教育支援ツールpgtracerの運用実験 ★
- 柳田崚(佐賀大学)、太田康介(佐賀大学)、大月美佳(佐賀大学)、掛下哲郎(佐賀大学)
- 6-2 [提案L] プログラミング学習のための可視化対話環境 ★
- 川崎雄登(東京農工大学)、平井佑樹(東京農工大学)、金子敬一(東京農工大学)
- 6-3 [実践L] Compile Error Collection Viewer: 修正履歴分析によるコンパイルエラー学習支援システム ★
- 平尾元紀(静岡大学情報学研究科)、松澤芳昭(静岡大学情報学部)、酒井三四郎(静岡大学情報学部)
17:40-18:40 ポスターセッション1 座長:上山輝(富山大学) §
■情報教育■
- DP-1 他者への伝達を観点としたフローチャート指導方法の提案
- 室伏春樹(静岡大学)
- DP-2 デザイン研究アプローチを用いた情報リテラシー科目開発のパイロットスタディ
- 宮崎誠(畿央大学)、冬木正彦(畿央大学)
- DP-3 ハッキング競技CTFを取り入れた情報セキュリティ教育の導入イベントの実践報告 ★
- 赤木智史(香川大学工学部)、中矢誠(インターシティ)、富永浩之(香川大学工学部)
- DP-4 教職実践演習におけるICT教材作成演習の実践報告 ★
- 赤澤紀子(電気通信大学大学院)、金子麦(電気通信大学)、佐々木啓子(電気通信大学)、中山泰一(電気通信大学大学院)
- DP-5 児童・生徒の保護者及び社会人を対象とする情報リテラシー・情報倫理地域社会教育の実行可能性調査とその実践の試み
- 大谷卓史(吉備国際大学)、芳賀高洋(岐阜聖徳学園大学)、池畑陽介(岡山県立高梁高校)、佐藤匡(吉備国際大学)、高木秀明(吉備国際大学)、山根信二(岡山理科大学)
- DP-6(7-2) ARを利用したCSアンプラグド教材の提案 ★
- 土田和人(大阪電気通信大学)、島袋舞子(大阪電気通信大学)、間辺広樹(神奈川県立柏陽高等学校)、兼宗進(大阪電気通信大学)
- DP-7(1-1) 「コンピュータサイエンスフィールドガイド」CSアンプラグドを活用した情報科学学習サイト
- 兼宗進(大阪電気通信大学) 、高原恭祐(大阪電気通信大学)、島袋舞子(大阪電気通信大学)、中野由章(神戸市立科学技術高等学校)
■教育学習過程の情報化■
- DP-8 簡易モーションキャプチャを取り入れた技能学習の提案 ★
- 青木麟太郎(静岡大学大学院)、大村基将(静岡大学・愛知教育大学共同大学院)、紅林秀治(静岡大学教育学部)
- DP-9 マトリックス型テキスト編集モデルによる編集操作ログの実際と分析方針
- 山口琢(はこだて未来大学)、大場みち子(はこだて未来大学)、高橋修(はこだて未来大学)
- DP-10 フィールド調査による情報の整理支援システムの提案
- 森幹彦(京都大学)
■教育学習支援環境■
- DP-11 オープンソースによるクリッカーシステムの提案と試作
- 大見嘉弘(東京情報大学)、水谷正大(大東文化大学)、永井保夫(東京情報大学)
- DP-12 数式自動採点システムSTACKの行列問題における解答入力方法改善の取り組み★
- 白井詩沙香(武庫川女子大学大学院生活環境学研究科)、福井哲夫(武庫川女子大学)
- DP-13 MathMLとTeX に対応した数式表示可能な教育用コミュニケーションシステムの試作★
- 山下伸男(京都情報大学院大学)、江見圭司(京都情報大学院大学)
- DP-14 電子教科書で利用可能な分野判定検索の提案
- 下倉雅行(大阪電気通信大学/大阪市立大学)、大国航(大阪電気通信大学)、島袋舞子(大阪電気通信大学)、兼宗進(大阪電気通信大学)、村上晴美(大阪市立大学)
- DP-15 データベース設計に特化した実習支援教材の設計と試作★
- 當山達也(大阪電気通信大学)、中川芳剛(兵庫県立大学大学院)
■プログラミング教育■
- DP-16 Processing上で古典的なコンソール対話型プログラミングから高度なグラフィックスプログラミングまで学習可能なフレームワークCrowbar+Tomahawkの紹介
- 白井達也(鈴鹿工業高等専門学校)
- DP-17 プログラミング教育現場で利用可能な軽量オブジェクトレイアウト言語「DAST」の設計と評価★
- 松崎駿(静岡大学情報学研究科)、酒井三四郎(静岡大学情報学研究科)、松澤芳昭(静岡大学情報学研究科)
- DP-18 ドリトル言語におけるLeap Motion対応と教育的利用の可能性★
- 島袋舞子(大阪電気通信大学)、兼宗進(大阪電気通信大学)
18:40-20:10 夕食 (和洋懐石) §
20:10-21:10 ポスターセッション2 座長:上山輝(富山大学) §
21:10-22:30 研究討議 §
8月26日(火) §
07:00-09:00 朝食 (バイキング) §
09:00-10:30 セッション7 (教育学習支援環境) 座長:林雄介(広島大学) §
- 7-1 [実践L] クラウド時代における教育学習支援環境の現状と課題
- 梶田将司(京都大学情報環境機構IT企画室)、飯吉透(京都大学高等教育研究開発推進センター)、松尾啓志(名古屋工業大学情報基盤センター)、中野裕司(熊本大学総合情報統括センター)、柴山悦哉(東京大学情報基盤センター)、竹村治雄(大阪大学サイバーメディアセンター)
- 7-2 [提案S] ARを利用したCSアンプラグド教材の提案 ★
- 土田和人(大阪電気通信大学)、島袋舞子(大阪電気通信大学)、間辺広樹(神奈川県立柏陽高等学校)、兼宗進(大阪電気通信大学)
- 7-3 [提案S] 問題の自動生成に活用する知識ベースの自動構築手法の提案★
- 古舘昌伸(岩手県立大学大学院)、福坂祥基(岩手県立大学)、高木正則(岩手県立大学)
- 7-4 [実践S] 学習者特性に応じた適応型作問学習支援システムの設計・開発と教育現場での実践的利用★
- 井上裕之(岩手県立大学大学院)、高木正則(岩手県立大学)
10:40-11:30 特別セッション 成果報告 §
11:40-12:00 表彰閉会 §
大会全般の照会先 §
sss2014−sec@cc.kagawa−u.ac.jp
Twitterハッシュタグ §
#sss2014
→ #ipsjsss
大会趣旨 §
2002年度から小中学校における情報教育が増強され,さらに2003年度からは高等学校において新教科「情報」が開始されるなど,情報教育の環境は制度面からは着々と整備されつつあるように見える.しかし,教科「情報」が開始されてから11年目を数える現在,実際の教育現場では,急激に変化する情報社会に教育者が追いつけない,教育機関ごとに学習内容に大きなばらつきが生じているなど,本来の情報教育の目標が必ずしも達成されているとは言い難い状況にある.2011年度から初等中等教育の学習指導要領が段階的に改訂され,情報教育の内容も現状の問題点をふまえて改訂されていくことになるが,教育内容が未だ確立される途上にある情報教育の変化にいかに対応していくか,教育内容や教育方法について改善のための努力が必要である.
一方,2010年以降,スマートフォンやタブレット端末など高性能な個人用端末が急速な普及を見せるなど,計算機を有効に学習/教育活動に活用する"教育の情報化"も,道具となる計算機の高性能・低価格化に伴ってその可能性をさらに拡大し続けているといえる.さらOpen Educational ResourceやMassive Open Online Coursesといった情報技術を用いて教育コンテンツや教育を無償で公開する試みが欧米で急速な伸びを見せている。これらの取り組みが教育学、あるいは教育工学的にどのように評価されるかはこれからであるが、学術的な視点から,本来あるべき教育の情報化とはどのようなものなのか積極的に情報発信し,教育者やシステム開発者らと情報共有していく必要性がますます高まっていると考えられる.
コンピュータと教育研究会は,情報教育や教育の情報化に関する問題やアイデアの議論を深める場として,宿泊形式の情報教育シンポジウムSSSを1999年以来開催してきた.また2010年よりSSSは教育学習支援情報システム研究会との共同開催へと移行し,情報教育,教育の情報化に関する議論の範囲をより拡大することとなった.2014年も前年と同様,情報教育や教育学習支援システムの専門家,初等中等教育の教員を中心とする教育の専門家,教育ソフトウェア・教育コンテンツ作成に関わる企業の専門家の方々など幅広い分野の参加を募って,実り多い議論を実現することとしたい.
組織 §
- 大会委員長
- 西田 知博(大阪学院大学)
- 実行委員会
- 委員長
- 富永 浩之(香川大学)
- 会計長
- 中鉢 直宏(島根大学)
- 委員
- 垂水浩幸, 林敏浩, 香川考司, 安藤一秋, 八重樫理人 (香川大学),
長瀧寛之(岡山大学), 上田真由美(流通科学大学), 松浦健二(徳島大学)
- プログラム委員会
- 委員長
- 角田 博保(電気通信大学)
- 副委員長
- 林 雄介(広島大学)
- 委員
- 兼宗 進(大阪電気通信大学), 上山 輝(富山大学), 國宗 永佳(信州大学大学院), 久野 靖(筑波大学大学院), 関谷 貴之(東京大学情報基盤センター), 隅谷 孝洋(広島大学情報メディア教育研究センター), 長 慎也(明星大学), 長瀧 寛之(岡山大学), 中野 由章(神戸市立科学技術高校), 中平 勝子(長岡技術科学大学), 中山 泰一(電気通信大学), 西田 知博(大阪学院大学), 坂東 宏和(東京学芸大学), 三石 大(東北大学教育情報基盤センター), 椋木 雅之(京都大学学術情報メディアセンター)
(50音順)
発表募集要領 §
発表募集要領のページを御覧ください。
歴代のSSS §
- SSS99(信州)
- SSS2000(信州)
- SSS2001(信州)
- SSS2002(三田)
- SSS2003(静岡)
- SSS2004(信州)
- SSS2005(後志)
- SSS2006(仙石原)
- SSS2007(鈴鹿)
- SSS2008(韓国済州島Samdo)
- SSS2009(佐賀)
- SSS2010(渋川伊香保)
- SSS2011(瀬戸内)
- SSS2012(静岡)
- SSS2013(雫石)