8月26日(土) | ||
12:40 | 受付開始 | |
13:15 ↓ 13:20 | 開会挨拶 SSS2006大会委員長 神沼 靖子(埼玉大学) | |
13:25 ↓ 15:25 | パネルディスカッションI「高等学校の授業における情報機器の活用」 【司会】柴田 功(神奈川県立総合教育センター) 【パネリスト】(五十音順) ・國府方 久史(慶應義塾女子高等学校) 普通教科「情報」における作品制作実習(プログラミング,表計算 ソフトウェアのデータベース機能,情報の収集・整理・分析・発信 などに関する作品制作について) ・佐藤 義弘(東京都立府中西高等学校) 他教科とも連携した情報科の取り組み ・丹羽 時彦(関西学院高等部) グリッドコンピューティングを用いた問題解決能力の育成 ・天良 和男(東京都立駒場高等学校) 「物理と教科「情報」におけるコンピュータ活用」 | |
15:40 ↓ 17:10 | セッション1A「高校における情報教育」 座長:中野 由章(千里金蘭大学) | セッション1B「IT/ソフトウェア開発の教育」 座長:神沼 靖子(埼玉大学) |
(1A1F) LEDディスプレイを用いた電脳キャラクタのデザインおよび高校生の教育効果(3)(増崎 武次, 牛尼 剛聡,富松 潔(九州大学)) | (1B1F) 民産官学協働ソフトウエア開発による大学低学年教育の試み−ソフト・イノベーションの視点から(鈴木 直義, 堀口 貴光,渋沢 良太,籏持 静香,青山 知靖,湯瀬 裕昭(静岡県立大学)) | |
(1A2F) 「情報」基礎学力確認テストの実施と結果の分析(青木 謙二, 鍵山 茂徳,新森 修一(鹿児島大学)) | (1B2F) Extraction of Characteristics in IT Gifted Children (SeungEun Cha, Yong Kim(Korea Univ.), JeongHee Seo(KERIS), YongChul Yeum, SeungWook Yoo, WonGyu Lee(Korea Univ.)) | |
(1A3F) 模擬情報システム構築による情報教育と実習環境開発(青木 浩幸, 横山 節雄, 宮寺 庸造(東京学芸大学)) | (1B3F) The Effectiveness of the Use of Educational Contents in Primary and Secondary Schools in Korea (Yong Kim, Jeong-Hee Seo, Beom-Seog Ko(KERIS)) | |
17:20 ↓ 18:20 | セッション2A「プログラミング教育(1)」 座長:並木 美太郎(東京農工大学) | セッション2B「数学と情報」 座長:辰己 丈夫(東京農工大学) |
(2A1S) プログラミング環境PEN - 描画とファイルI/O機能の実装(西田 知博(大阪学院大学), 中村 亮太(大阪府立泉北高等学校), 山本 武生(大阪学院大学), 松浦 敏雄(大阪市立大学)) | (2B1S) 数学図形問題を対象とした作問学習支援システムの提案(大和 卓人, 三浦 元喜, 國藤 進(北陸先端科学技術大学院大学)) | |
(2A2F) Aroe - Webプログラミングの実習に適したWeb技術統合環境(長 慎也, 兼宗 進(一橋大学)) | (2B2F) プログラミング学習の他教科への波及効果 〜数学と考える力を対象とした調査と検証計画(井戸坂 幸男(松阪市立飯南中学校), 足利 裕人(鳥取県立鳥取工業高校), 紅林 秀治(静岡大学), 鎌田 敏之(愛知教育大学), 兼宗 進(一橋大学), 久野 靖(筑波大学)) | |
18:20 ↓ 22:00 | 入浴時間帯 | |
18:20 ↓ 19:20 | 夕食 | |
19:40 ↓ 21:00 | セッション3A「プログラミング入門教育」 座長:松浦 敏雄(大阪市立大学) | セッション3B「教育の情報化(1)」 座長:中森 眞理雄(東京農工大学) |
(3A1S) モチベーションに着目したプログラミング入門教育(土肥 紳一, 宮川 治, 今野 紀子(東京電機大学)) | (3B1S) プログラム自動採点システムF-Java〜もっともっと演習を!〜(板東 慶一郎, 近藤 大己, 長 慎也, 松村 真吾, 水越 拓也(早稲田大学)) | |
(3A2S) VBAを用いたプログラミング指導実践(加藤 和幸(金城学院高等学校)) | (3B2S) ライティング教育におけるブログの活用(斎藤 俊則(日本教育大学院大学)) | |
(3A3S) プログラミングの初歩概念を学ぶための日本語プログラミング環境(岡田 健, 杉浦 学, 松澤 芳昭, 大岩 元(慶應義塾大学)) | (3B3S) 初等・中等教育におけるマルチメディア活用学習支援システムの開発(貝瀬 雅則, 中平 勝子(長岡技術科学大学), 山口 尚己(フジノン), 福村 好美(長岡技術科学大学)) | |
(3A4S) 初心者の自己主導学習でのプログラミング学習パターン−ドリトルを利用した迷路脱出プログラムを作成する実験授業−(SeungWook Yoo, YongChul Yeum(高麗大学), 兼宗 進(一橋大学), WonGyu Lee(高麗大学)) | (3B4S) 地域資源情報活用を目指したナレッジマネジメントシステムの設計(横山 純, 中平勝子(長岡技術科学大学), 永野昌博(里山科学館), 三上喜貴(長岡技術科学大学)) | |
21:00 ↓ 22:00 | BOF(ナイトセッション) |
8月27日(日) | ||
朝 | 朝食 | |
09:00 ↓ 10:20 | セッション4A「教育システムとUI」 座長:長 慎也(一橋大学) | セッション4B「教育コンテンツ」 座長:角田 博保(電気通信大学) |
(4A1S) 紙と電子デバイスを相補的に扱う教育の情報化システム(三浦 元喜, 國藤 進(北陸先端科学技術大学院大学)) | (4B1S) PC画面動画キャプチャー教材を活用した一般情報教育としてのCG科目moodleコース作成(矢島 彰, 江見圭司, 石川高行(大阪国際大学)) | |
(4A2S) Simple Method for 3D Planar Navigation with a Touchpad (SeungBum Kim, DaiYoung Kwon, WonGyu Lee(Korea Univ.)) | (4B2S) 視覚障害者が学ぶ音地図の開発(小孫 堅一, 小泉 宣夫(東京情報大学)) | |
(4A3S) リンク機能を持つ映像教材の作成と学習者の操作への対応(森 真幸(近畿大学), 廣瀬 健一(産業技術短期大学), 武田 昌一(近畿大学)) | (4B3S) 教室に設備不要なネットワーク型講義自動録画システム(板宮 朋基, 飯沼 瑞穂, 千代倉 弘明(慶應義塾大学)) | |
(4A4S) Designing a Module to Provide Feedback Instantly on Syntax Errors for Novice Learners in Dolittle (SookKyoung Choi, Hyesun Jang, WonGyu Lee(Korea Univ.)) | (4B4S) デジタル教科書作成ツールの開発と市販教科書への応用(原 久太郎(NPO法人地域学習センターゆーらっぷ), 上原 永護(渋川市立小野上小学校)) | |
10:30 ↓ 12:00 | セッション5A「プログラミング教育(2)」 座長:西田 知博(大阪学院大学) | |
(5A1F) Javaプログラミング教育e-learningコンテンツ閲覧状況と成績との相関関係に関する一考察(石井 和佳奈, 高岡 詠子(千歳科学技術大学)) | ||
(5A2F) Pair- Programming in Online Programming Learning Environment (SooJin Jun, SeungBum Kim, YongChul Yum, HyeSun Jang, SukKyung Choi, Halit Vural, Won-Gyu Lee(Korea Univ.)) | ||
(5A3F) Efficient Programming Learning using Educational Robot for Under-achievement Students (JongHye Kim, DaiYoung Kwon, SeungWook Yoo, WonGyu Lee(Korea Univ.)) | ||
昼 | 昼食 | |
13:00 ↓ 14:30 | 招待講演 司会:神沼 靖子(埼玉大学) 林 英輔(麗沢大学教授・山梨大学名誉教授) 高等学校「情報科」の過去と未来 | |
14:45 ↓ 16:45 | パネルディスカッションII 「映像による授業作成」 高岡 詠子(千歳科学技術大学) 映像とアニメーションによるe-learningコンテンツ「PCマエストロ」 辰己 丈夫(東京農工大学) カメラの後ろから指示を出しても、カメラの前ではその通りにできない話 〜情報倫理ビデオIIと放送大学での授業 田邊 則彦(慶応義塾湘南藤沢中・高等部/関西大学大学院) 映像教材を活用して「情報A」を学ぶ −NHK高校講座での試み− 小林 隆章(駿台予備学校 数学科 講師) 衛星授業中継の工夫 | |
16:45 ↓ 19:00 | 企業ブース・デモンストレーションとポスタ発表, 夕食(18:00〜19:30) | |
(1D1) 携帯電話を用いた講義資料閲覧システムの構築(明神 佑(獨協大学)) | (1C1)eラーニング授業作成システム(駿台SATT株式会社) | |
(1D2) リアルタイム配信型遠隔講義システムの開発と評価(ソンビライ カムプワン(獨協大学)) | (1C2)衛星授業自動録画・構内配信システム(駿台SATT株式会社・カノープス) | |
(1D3) ソフトウェア開発実践教育のための開発進行支援システム(森下 真衣, 山上 美紗,芥川 美由紀,渋沢 良太,堀口 貴光,籏持 静香,北村 真也,湯瀬 裕昭,青山 知靖,鈴木 直義(静岡県立大学)) | (1C3)高等学校教科「情報」教科書,副教材,情報教育関連書籍,ビデオ教材(日本文教出版株式会社) | |
(1D4) PDA用手書き数式入力対応数式処理システムAsirPad (藤本光史(福岡教育大学)) | ||
(1D5) 韓国の「初・中等学校情報通信技術教育運営指針」と日本の「学習指導要領」( 和田 勉(高麗大学/長野大学)) | ||
(1D6) 「情報」基礎学力確認テストに用いたLMS『WebStudy』 (青木 謙二, 鍵山 茂徳(鹿児島大学)) | ||
(1D7) 教室に設備不要なネットワーク型講義自動録画システム(板宮 朋基(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)) | ||
(1D8) 民産官学協働開発の全国少年少女草サッカー大会運営支援システム(鈴木 直義, 芥川 美由紀, 森下 真衣, 山上 美紗, 渋沢 良太, 籏持 静香(静岡県立大学)) | ||
20:00 ↓ 21:00 | セッション6A「ICT教育」 座長:立田 ルミ(獨協大学) | セッション6B「教科『情報』」 座長:兼宗 進(一橋大学) |
(6A1S) コラボレイティブ・マネジメント型情報教育によるソフトウエア技術者の育成と評価方法の提案(松澤 芳昭, 大岩 元(慶應義塾大学)) | (6B1S) 日韓の情報教育の比較−初中等情報教育に関して−(和田 勉(高麗大学/長野大学)) | |
(6A2S) 知的財産教育を構築する−情報化時代のコミュニケーション−(世良 清(三重県立四日市商業高等学校)) | (6B2S) 高校専門教科「情報」の現状と課題(中野 由章(千里金蘭大学)) | |
(6A3S) インターネットで得られる生物情報の性質〜モンシデムシを例にして〜(鈴木 誠治, 中平 勝子(長岡技術科学大学)) | (6B3S) 高校教科「情報」の教育効果(布施 泉, 岡部 成玄(北海道大学)) | |
21:00 ↓ 22:00 | ナイトセッション |
2006年8月28日(月) | ||
朝 | 朝食 | |
09:00 ↓ 10:20 | セッション7A「大学と初等中等教育」 座長:和田 勉(高麗大学/長野大学) | セッション7B「小中学校と情報教育」 座長:大即 洋子(清和大学) |
(7A1S) 新入生が受けた入学以前の情報教育の推移と今後の計画(立田 ルミ(獨協大学)) | (7B1S) 小学生の情報モラルに関する学習支援パッケージの構築(高岡 詠子, 鳴海 友子, 畠山 陽介(千歳科学技術大学)) | |
(7A2S) 教科「情報」履修者と未履修者のレディネス比較−情報倫理の知識と意識を中心に−(西本 実苗(関西学院大学大学院), 河俣 英美, 田中規久雄(大阪大学大学院)) | (7B2S) 小学校におけるWebページの現状と課題(高橋 悠, 中平 勝子, 三上喜貴(長岡技術科学大学)) | |
(7A3S) 大学の新入生を対象にしたPC操作のスキルチェックテスト(杉浦 学, 大岩 元(慶應義塾大学)) | (7B3S) 3軸自律制御ロボットを用いた制御の学習(西ヶ谷 浩史(静岡大学附属島田中学校), 青木 浩幸(東京学芸大学), 井上 修次(スタジオ ミュウ), 鎌田 敏之(愛知教育大学), 兼宗 進(一橋大学), 紅林 秀治(静岡大学)) | |
(7A4S) 学生ボランティアによるITコーディネーター派遣事業−地域の情報教育推進支援−(今野 紀子, 土肥 紳一(東京電機大学)) | (7B4S) 文字メタデータを利用した文字学習コースウェアの開発(鈴木 優, 中平 勝子, 三上 喜貴(長岡技術科学大学)) | |
10:30 ↓ 12:00 | セッション8A「教育の情報化(2)」 座長:中平 勝子(長岡技術科学大学) | |
(8A1F) PDAと手書き数式インターフェースを用いた実践授業について(藤本 光史(福岡教育大学), 鈴木 昌和(九州大学), 金堀 利洋(筑波技術大学)) | ||
(8A2F) 学習管理システムCFIVEの継続的な開発と運用の評価(関谷 貴之, 佐藤 孝明, 寺脇 由紀, 尾上 能之, 山口 和紀(東京大学)) | ||
(8A3F) 多重の制約を利用した英語教育用例提示(佐野 洋(東京外国語大学)) | ||
12:00 ↓ 12:10 | (プレゼンテーション賞の投票と集計時間) | |
12:10 ↓ 12:30 | 表彰・閉会挨拶 「コンピュータと教育」研究会主査 中森 眞理雄(東京農工大学) |
種別 | 費用 |
情報処理学会, 関連学会, 協賛学会の正会員(*0, *1) | 28,000 |
情報処理学会, 協賛学会の学生会員(*1) | 18,000 |
非会員で初等中等教育の教員(*2) | 28,000 |
非会員 | 33,000 |
非会員学生 | 23,000 |
4人部屋加算金額(*3) | +4,000 |
種別 | 費用 |
初等中等教育の教員(*0) | 6,000 |
学生(*1) | 10,000 |
その他(*2) | 17,000 |
27日昼食 | 800 |
種別 | 費用 |
論文集販売(郵送費込) | 5,500 |
SSS2006の古くなった情報 に移しました。
高等学校の普通教科「情報」が2003年に必修科目として導入されて3年が経ちました。その成果について、関係者による多面的な評価がなされていますが、同時に問題点も明らかになりつつあります。一方では、教科「情報」の見直し、中学校における情報科目の導入など、情報教育の強化が国策の重点項目として検討されています。
昨年(2005.10)、情報処理学会情報処理教育委員会が「日本の情報教育・情報処理教育に関する提言2005」を公開しましたが、当研究会でも、情報教育は我が国の将来に関わる重要な問題として捉え、1996年以来、教育課程改訂の動きに大きな関心をもって、さまざまな機会に議論を重ねてきました。また、多くの研究者や教育者が参加できる2泊3日のシンポジウムを開催して、理論と実践の両面から専門的な議論を展開してきました。
第1回目(1999)は「高校の新教科「情報」が開く世界」というテーマで、情報教育の在り方、教育に携わる人材の育成、情報教育の基盤整備や教材に求められる特性などを明らかにしました。今回は第8回となりますが、当時の少し先進的だった新学習指導要領による教育の内容を振り返りながら、さらに将来の教育に目を向ける必要があると考えています。
このような背景のもと、本シンポジウムでは、この3年間の情報教育成果を踏まえて
・教科「情報」の教育実施に対する問題と知見
・推進が提言されている「教育の情報化」
について議論し、
・小学校から大学にいたる情報教育科目の将来
・日本における情報教育の目的と方向性
などを考察することで、今後の情報教育のあり方を示したいと考えています。
SSS2006はこれまでのSSSの形式を踏襲して、
1) 情報教育の専門家
2) 初等中等教育の教員を中心とする教育の専門家
3) 教育ソフト・教育コンテンツ作成に関わる企業の専門家
の方々の参加を広く募り、実り多い議論を実現したいと思います。おもな項目を下にあげますが、これらに限らない魅力あるテーマも歓迎いたします。