情報処理学会・コンピュータと教育研究会
情報教育シンポジウム(第10回記念大会)
Summer Symposium in Samdo 2008 §

お知らせ §

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概要 §

日時
2008年8月19日(火)午後〜21日(木)
場所
済州大学校
済州オリエンタルホテル
主催
(社)情報処理学会 コンピュータと教育研究会(CE)
共催
(社)情報処理学会 情報処理教育委員会
    同    コンピュータ科学教育委員会(CS)
    同    情報システム教育委員会(IS)
    同    ソフトウェアエンジニアリング教育委員会(SE)
    同    コンピュータエンジニアリング教育委員会(CE)
    同    インフォメーションテクノロジ教育委員会(IT)
    同    一般情報処理教育委員会(GE)
    同    高専教育委員会
    同    初等中等教育委員会(PS)
    同    アクレディテーション委員会
後援
文部科学省
協賛
韓国コンピュータ教育学会
教育システム情報学会(JSiSE)
日本教育工学会
電子情報通信学会 教育工学研究専門委員会
日本情報科教育学会

大会全般の照会先 §

sss2008@cs.kinran.ac.jp

プログラム(概略) §

8月19日(火)
14:00-18:301日目プログラム(済州大学校)
14:00-14:10開会挨拶: 大会委員長 和田勉(長野大学)
14:10-15:10招待講演:「Introducing the next generation of Computer Scientists to the magic and beauty of computing」 Tim Bell (ニュージーランド カンタベリー大学)
15:10-16:10招待講演:「情報的思考(Computational Thinking):ICT素養教育の新しい方向」 Kim HyeonCheol(韓国 高麗大学)
16:20-17:00特別講演:「日本の情報教育の現状と将来に向けての活動」久野 靖(筑波大学)
17:00-17:40特別講演:「アジア圏におけるアンプラグドの取り組みと工夫」和田 勉(長野大学)
17:50-19:30移動(済州大学校→済州オリエンタルホテル)
19:30-21:001日目プログラム(済州オリエンタルホテル)
8月20日(水)
09:00-21:002日目プログラム(済州オリエンタルホテル)
8月21日(木)
09:00-16:003日目オプショナルプログラム

一般発表 §

提案論文 §

タイトル発表者
情報戦略(情報システムの最上流工程)の教育方法について戸沢義夫(産業技術大学)
秋田大学教育文化学部における教科「情報」教員養成に関する意識についての研究上田晴彦、林良雄(秋田大学)
ラーニングユニットを活用した教育改善方法の提案神沼靖子(IPSJフェロー)、宮川裕之(青山学院大学)、松永賢次(専修大学)
良い表現のための一般原則阿部圭一(愛知工業大学)
学校非公式サイトを活用した学校評価支援に関する提案池辺正典,佐久間拓也,川合康央,柳生和男,松本浩之(文教大学)
実践的IT知識体系としてのOSS学習ガイダンス白井康之,松崎和賢,飯尾淳,比屋根一雄(三菱総合研究所),杉原井康男(情報処理推進機構)
3次元地球儀ソフトウェアを用いた地理学習支援システムの設計と実現山崎庸平,石川正敏,金子敬一(東京農工大学)
高等学校「情報」における情報モラル教育の効果と課題布施 泉、岡部 成玄(北海道大学)
Anchor Garden: オブジェクト指向言語におけるデータ構造の基本を理解するためのワークベンチ三浦元喜,杉原太郎,國藤進(北陸先端科学技術大学院大学)
中学校技術・家庭科における計測・制御プログラムモデル青木浩幸, 李元揆(高麗大学), 西ヶ谷浩史(静岡大学附属島田中学校), 原久太郎(イーテキスト研究所), 鎌田敏之(愛知教育大学), 紅林秀治(静岡大学)
学生が作成した問題の出題パターンによる類似度算出手法の提案と評価高木 輝彦、高木 正則、勅使河原 可海(創価大学)
グループレビューにおいて学生間での問題の改善を促進するナビゲーション機能の開発と評価星野 大輔、高木 正則、勅使河原 可海(創価大学)
双方向性を有した講義支援システムにおけるコメント収集手法の提案土井健司、平島大志郎、高木正則、望月雅光、勅使河原可海(創価大学)
コンピュータサイエンスアンプラグドの分析とCSアンプラグドデザインパターンの提案西田 知博(大阪学院大学),井戸坂 幸男(松阪市立飯南中学校), 兼宗 進(一橋大学), 久野 靖(筑波大学)

実践報告 §

タイトル発表者
短期大学におけるGoogleを用いた情報検索演習清水道夫(長野県短期大学)
Javaプログラミング単位認定型e-Learning授業に関する一考察高岡詠子、米田毅浩(千歳科学技術大学)
学生による「パソコン」先生ボランティア-情報教育支援活動へ参加した大学生の意識調査-今野紀子,土肥紳一(東京電機大学)
経験デザインを基盤にした問題発見型学習とその教材開発上平崇仁(専修大学)
障害者職業能力開発校における情報教育の取り組み間辺 広樹(神奈川障害者職業能力開発校)、並木 美太郎(東京農工大学)、兼宗 進(一橋大学)
文科系大学における入学時の一般情報能力の年次比較と今後の一般情報教育立田ルミ(獨協大学)
コンピュータサイエンスアンプラグドの小学生向け実践の取り組み井戸坂幸男(松阪市立飯南中学校), 青木 浩幸(高麗大学), 兼宗 進(一橋大学), 久野 靖(筑波大学)
栄養教育・指導技法の改善神田あづさ(仙台白百合女子大学)、田中雅章(鈴鹿短期大学)
情報システムに基づくプログラミング教育導入のためのアンプラグドワークショップ荒木 恵、松澤 芳昭、杉浦 学、大岩 元(慶應義塾大学)
モチベーションの向上を目指した教育の実践例土肥紳一,宮川 治,今野紀子
大学低学年向けWebプログラミング授業におけるPBL導入の試み細澤あゆみ、菅原慎吾、田辺翔子、堀口貴光、湯瀬裕昭、青山知靖、鈴木直義(静岡県立大学)
プロジェクト指向教育のモデル化と評価の試み田辺翔子,山浦一保,浅見龍太郎,湯瀬裕昭,青山知靖,鈴木直義(静岡県立大学)
高校情報BにおけるCSアンプラグドの活用保福やよい(神奈川県立松陽高校)、井戸坂幸男(松阪市立飯南中学校)、兼宗進(一橋大学)、久野靖(筑波大学)
工業高校におけるロボットによる組込みシステム学習支援環境の実践と一考察西野洋介(府中工業高校),青山誠一,本橋大樹,早川栄一(拓殖大学)
遠隔教育によるK12プログラミング教育プロジェクトの運営・評価宮崎佳典,上田裕子(静岡大学)
「音楽を利用したアルゴリズムの理解」の実践野部緑(大阪府立桃谷高等学校)、辰己丈夫(東京農工大学)、小原格(東京都立町田高等学校)
Project-Based Learning Applied by Expert Role Model: Squeak eToys Game Programming Course for NovicesDongHee Park, JeongA Jang, SeungBum Kim, WonGyu Lee(Korea Univ),JoonPyo Park(YonSei Univ)
項目反応理論、指導設計と情報教育杉浦 学 荘司泰徳 大岩 元
情報デザイン分野における教育手法の事例研究川合康央、池辺正典(文教大学)

デモンストレーション/ポスター §

タイトル発表者
大学での利用を想定した指静脈認証による出席確認システム河田 貴司,湯瀬 裕昭,吉田雄紀,青田裕司(静岡県立大学)
大学生もアンプラグドー洋書講読と模擬授業による授業実践嘉田 勝(大阪府立大学)
2進法の教材−江戸のパズル久保敏子(大阪府立桃谷高等学校)、辰己丈夫(東京農工大学)、兼宗進(一橋大学)
モデル化とシミュレーション用ソフトウエアの韓国語版の開発中村 州男、江見 圭司(京都情報大学院大学)
Anchor Garden: オブジェクト指向言語におけるデータ構造の基本を理解するためのワークベンチ三浦元喜,杉原太郎,國藤進(北陸先端科学技術大学院大学)

オプショナルプログラム §

SSS Moodle! §

  1. 参加者は必ずご登録いただきます。
  2. 昨年(SSS2007)に参加された方で,SSS Moodle! に御登録済の方
    • 御案内メールを別途差し上げております。
    • 御案内メールが届いてない方は sss2008@cs.kinran.ac.jp にメールでお問い合わせ下さい。
  3. それ以外の方(昨年参加したがMoodleに登録していない方と,昨年参加されていない方)
    1. http://oku.edu.mie-u.ac.jp/sss/ を開いて下さい。
    2. ログイン画面右側の「はじめての方ですか?」の下にある「新しいアカウントを作成する」を押して下さい。
    3. ユーザ名などを決める画面が表示されます。
      1. ユーザ名は任意ですが,既に他の人が使っているものは使用できません。
      2. メールアドレスは,必ず「あなたに届くメールアドレス」を使用して下さい。そのメールアドレスに,アカウント作成用の情報が届きます。
      3. その他の情報は適切に入力して下さい。
      • Moodleの登録名(プロフィールの「姓」「名」)は他の人から見えますのでペンネームで構いません。
    4. 「アカウントの作成」ボタンを押して下さい。
    5. しばらくすると確認メールが届きます。
      • 「アカウントの確定を行うには,下記のウェブページにアクセスしてください」の下のリンクを開いて下さい。
  4. マイコースの「SSS2008用コース」の中に「SSS2008」がありますので,それを開いて下さい。
  5. 以上で,SSS Moodle! への登録が終ります。

済州島 §

直行便 §

発地時刻着地便名
成田09:45→12:20済州[heart]KE718
関西09:30→11:10[heart]KE734
中部08:30→10:25KE756
15:20→17:15KE756
福岡10:00→11:05OZ139
12:20→13:25OZ139
発地時刻着地便名
済州18:10→20:30成田[heart]KE717
18:50→20:25関西[heart]KE733
19:00→20:40中部KE755
12:30→14:10KE755
19:30→20:30福岡OZ140
14:20→15:20OZ140

位置 §

cju.png

FAQ §

Q.海外へ独りで行ったことないのですが…
A.成田空港も関西空港も,旅慣れた人が同行する予定です。また,済州島では空港までお迎えにあがります。その後は団体行動されれば何ら問題はありません。
Q.英語も韓国語もわからないのですが…
A.発表は基本的に日本語で行われるので大丈夫です。
Q.旅費が高いのでは…
A.確かに安くはありませんが,日本国内でもこれ以上の交通費がかかるところはあります。
Q.遠いのでは…
A.上の地図をご覧いただければ,如何に済州島が近いかお分かりいただけると思います。
Q.初等中等教育の教員には参加するメリットがないのでは…
A.そんなことはありません。本学会の初等中等教育委員会も共催しており,初等中等教育における実践報告を広く求めています。また,精力的に活躍されている初等中等教育機関の先生方も参加されます。メリットがないどころか,むしろ主役です。
Q.家族も連れて行きたいのですが…
A.ご家族向けのツアーや前泊/後泊なども手配できます。
Q.とにかく不安なのですが…
A.どんな些細なことでも結構ですので sss2008@cs.kinran.ac.jp までご相談下さい。

航空券手配 受付終了 §

大会趣旨 §

情報教育シンポジウムSSSは、1999年夏、長野県坂井村(現 筑北村)の冠着荘・クアハウス坂井で、Summer Symposium in Shinshu 99として始まった。高校の教科「情報」の発足が決まっていたが学習指導要領の内容はまだ決定前で、そのあるべき姿をめぐって意見が交わされていた時だった。それから9年が経ち、いま同教科は、その10年後の改訂内容が話題である。
SSSは高校での情報教育にテーマを限るものではないが、少なくとも重要なテーマの一つとして、高校やそれを含めた初中等教育での情報教育を一貫して掲げてきた。これに関わる人としては、まず現場の小・中・高等学校の先生方、そして研究者あるいは教員養成担当者としての大学教員、そして自治体および国の行政担当者などがあげられる。 SSSは全国規模の催しであり、開催地を除けば遠方からの参加となる。今回は日本国外での開催であるが、遠方での会議にも常日頃参加している大学教員等だけでなく、実際の情報教育の現場を担っておられる意識の高い小・中・高等学校の先生方にも、なんとか多数御参加いただいて、共に日本のそして世界の情報教育の明日を作る一端を担いたいと思う。そのために我々SSSスタッフの側も、呼びかけ・支援の両面から努力している。
さてSSSは、最初の3回が信州、そのあと関西(三田)、中部(浜名湖:静岡)と各地を回り、2004年には再び信州、その後北海道(小樽近郊:後志)、関東(箱根:仙石原)、中部(鈴鹿)と、本州および北海道の各地で開催されてきた。今回は初めて日本国外の韓国・済州島で開催する。開催地は日本国外であるが、いままでのSSSと同様、日本での話題を日本語で発表していただくことを主とする。もちろん日本以外の話題も歓迎であることも今まで同様であるし、さらに、上記の基本を踏まえつつ、日本国外での開催であることを考慮・利用して「国際セッション」を設け、そこでは、日本以外からの参加者も含め、日本語のみならず韓国語や英語での発表を認める。その際は日本語または英語での補助スライドを用意して日本からの参加者も理解できるようにしていただくものとする。
初の日本国外での開催が韓国でとなったのは、今までのSSS、さらに関連する諸活動からの流れがある。SSS2004において、かつて日本の大学に留学しておられた韓国の大学の先生が、大学院生3人を連れてはじめて参加してくださったのが、SSSと韓国とのつながりの発端である。その後は、2005での韓国からのより多人数の参加と研究発表があり、2006では韓国に研究滞在中であった和田が「世話役」を兼ねた「韓国からの参加者の一人」として参加した。2007でも引き続き韓国から多くの参加と研究発表があった。
もちろんSSSは、これからも日本の情報教育に関する様々な発表がひきつづいて多く行われる場であってほしい。同時に一方では、いつまでも韓国とだけの交流にとどまるのではなく、他の国との交流も始まるべきである。地に足のついた(しかし大いに価値のある)現場の先生がたからの研究・実践報告も、国際的な視野を持った研究報告も、もちろんその双方をつなぐような研究発表も、いずれもSSSは歓迎するものである。
私は信州に住んでいたことからSSS99から何回かは現地担当をつとめ、今回は大会委員長をつとめさせていただいている。歴史を振り返れば思うところも多いが、しかしそれに固執するのではなく、過去の積み上げは生かしつつ、誰もが「初めての参加」だったSSS99のときと同様に、初回参加の方も10回目の参加の方も対等な参加者である催しとして、意味のある開催になることを願うものである。

Summer Symposium in Samdo 2008, in Jeju, Korea 大会委員長 和田 勉

参加申込 受付終了 §

費用 §

通常の参加形式(論文誌,宿泊,1日目夜〜3日目朝の食事込)
情報処理学会(関連学会,協賛学会)の正会員40,000
情報処理学会(関連学会,協賛学会)の学生会員   30,000
非会員で初等中等教育の教員40,000
非会員一般45,000
非会員学生35,000
宿泊を伴わない特殊な参加形式(論文誌,2日目の昼食込)
一般28,000
学生18,000

早期申込割引 §

申込期限 §

申込方法 §

ご注意 §

組織 §

大会委員長
和田 勉(長野大)
実行委員会
顧問
李元揆(高麗大)
委員長
中野由章(千里金蘭大)
委員
青木浩幸(高麗大),長 慎也(一橋大)
会計長
高岡詠子(千歳科学技術大)
システム担当
奥村晴彦(三重大),長 慎也(一橋大)
プログラム委員会
委員長
兼宗 進(一橋大)
委員
江見圭司(京都情報大学院大),大即洋子(清和大),奥村晴彦(三重大),佐久間拓也(文教大),佐藤和浩(千葉市立東千城台小),辰己丈夫(東京農工大),田中雅章(鈴鹿短大),西田知博(大阪学院大),西野洋介(東京都立府中工業高),林敏浩(香川大),布施泉(北海道大),李元揆(高麗大)

論文募集要領 §

論文査読者一覧 §

以下の方々(敬称略)に,論文査読の御協力をいただきました。感謝申し上げます。
榎本竜二(東京都立江東商業高), 岡本 竜(高知大), 越智洋司(近畿大), 角田博保(電気通信大), 加藤謙一(ハイマックス), 加藤直樹(東京学芸大), 金子敬一(東京農工大), 鎌田敏之(愛知教育大), 神沼靖子(IPSJフェロー), 久野 靖(筑波大), 紅林秀治(静岡大), 佐渡一広(群馬大), 鈴木直義(静岡県立大), 関 哲朗(文教大), 高岡詠子(千歳科学技術大), 立田ルミ(獨協大), 田邊則彦(慶応義塾湘南藤沢中高), 長 慎也(一橋大), 坪倉篤志(日本文理大), 土肥紳一(東京電機大), 富永浩之(香川大), 中村 純(広島大), 並木美太郎(東京農工大), 野部 緑(大阪府立桃谷高), 原田康也(早稲田大), 坂東宏和(桜美林大), 平賀瑠美(筑波技術大), 前野譲二(早稲田大), 松永賢次(専修大), 松永 豊(愛知教育大), 三浦元喜(北陸先端科学技術大学院大), 村松浩幸(信州大), 渡辺博芳(帝京大)

歴代のSSS §

  1. SSS99(信州)
  2. SSS2000(信州)
  3. SSS2001(信州)
  4. SSS2002(三田)
  5. SSS2003(静岡)
  6. SSS2004(信州)
  7. SSS2005(後志)
  8. SSS2006(仙石原)
  9. SSS2007(鈴鹿)

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