sss2008@cs.kinran.ac.jp
14:00-14:10 | 開会挨拶: 大会委員長 和田勉(長野大学) |
14:10-15:10 | 招待講演:「Introducing the next generation of Computer Scientists to the magic and beauty of computing」 Tim Bell (ニュージーランド カンタベリー大学) |
15:10-16:10 | 招待講演:「情報的思考(Computational Thinking):ICT素養教育の新しい方向」 Kim HyeonCheol(韓国 高麗大学) |
16:20-17:00 | 特別講演:「日本の情報教育の現状と将来に向けての活動」久野 靖(筑波大学) |
17:00-17:40 | 特別講演:「アジア圏におけるアンプラグドの取り組みと工夫」和田 勉(長野大学) |
17:50-18:30 | 移動(済州大学校→済州オリエンタルホテル) |
19:00-21:00 | シンポジウム・バンケット(済州オリエンタルホテル) |
09:00-11:20 | 一般セッションA1(09:00-11:20)座長:西田知博(大阪学院大) | 一般セッションB1(09:00-11:15)座長:江見圭司(京都情報大学院大) | |||
高等学校「情報」における情報モラル教育の効果と課題 | 布施 泉、岡部 成玄(北海道大学) | 情報戦略(情報システムの最上流工程)の教育方法について | 戸沢義夫(産業技術大学) | ||
コンピュータサイエンスアンプラグドの小学生向け実践の取り組み | 井戸坂幸男(松阪市立飯南中学校), 青木 浩幸(高麗大学), 兼宗 進(一橋大学), 久野 靖(筑波大学) | 実践的IT知識体系としてのOSS学習ガイダンス | 白井康之,松崎和賢,飯尾淳,比屋根一雄(三菱総合研究所),杉原井康男(情報処理推進機構) | ||
「音楽を利用したアルゴリズムの理解」の実践 | 野部緑(大阪府立桃谷高等学校)、小原格(東京都立町田高等学校)、辰己丈夫(東京農工大学) | モチベーションの向上を目指した教育の実践例 | 土肥紳一,宮川 治,今野紀子 | ||
中学校技術・家庭科における計測制御プログラムモデル | 青木浩幸(高麗大),西ヶ谷浩史(静岡大学附属島田中),鎌田敏之(愛知教育大),原久太郎(イーテキスト研究所),李 元揆(高麗大),紅林秀治(静岡大) | 大学における情報技術に関する能力認定試験の分析−古典的テスト理論による分析と項目反応理論の適用可能性− | 杉浦 学 荘司泰徳 大岩 元 | ||
工業高校におけるロボットによる組込みシステム学習支援環境の実践と一考察 | 西野洋介(府中工業高校),青山誠一,本橋大樹,早川栄一(拓殖大学) | 学生が作成した問題の出題パターンによる類似度算出手法の提案と評価 | 高木 輝彦、高木 正則、勅使河原 可海(創価大学) | ||
Anchor Garden: オブジェクト指向言語におけるデータ構造の基本を理解するためのワークベンチ | 三浦元喜,杉原太郎,國藤進(北陸先端科学技術大学院大学) | プロジェクト指向教育のモデル化と評価の試み | 田辺翔子,山浦一保,浅見龍太郎,湯瀬裕昭,青山知靖,鈴木直義(静岡県立大学) | ||
11:30-13:00 | シンポジウム・ランチ | ||||
13:00-15:05 | 一般セッションA2(13:00-15:05)座長:佐久間拓也(文教大) | 一般セッションB2(13:00-15:05)座長:奥村晴彦(三重大) | |||
グループレビューにおいて学生間で問題の完成度向上を促進するナビゲーション機能の開発と評価 | 星野 大輔、高木 正則、勅使河原 可海(創価大学) | ラーニングユニットを活用した教育改善方法の提案 | 神沼靖子(IPSJフェロー)、宮川裕之(青山学院大学)、松永賢次(専修大学) | ||
秋田大学教育文化学部における教科「情報」教員養成に関する意識についての研究 | 上田晴彦、林良雄(秋田大学) | プログラミング教育への導入のための情報システム概念に基づくアンプラグドワークショップ | 荒木 恵(慶大),松澤芳昭(静岡大),杉浦 学,大岩 元(慶大) | ||
3次元地球儀ソフトウェアを用いた地理学習支援システムの設計と実現 | 山崎庸平,石川正敏,金子敬一(東京農工大学) | 障害者職業能力開発校における情報教育の取り組み | 間辺 広樹(神奈川障害者職業能力開発校)、並木 美太郎(東京農工大学)、兼宗 進(一橋大学) | ||
情報デザイン分野における教育手法の事例研究 | 川合康央、池辺正典(文教大学) | コンピュータサイエンスアンプラグドの分析とCSアンプラグドデザインパターンの提案 | 西田 知博(大阪学院大学),井戸坂 幸男(松阪市立飯南中学校), 兼宗 進(一橋大学), 久野 靖(筑波大学) | ||
短期大学におけるGoogleを用いた情報検索演習 | 清水道夫(長野県短期大学) | 良い情報表現のための一般原則 | 阿部圭一(愛知工業大学) | ||
栄養教育・指導技法の改善 | 神田あづさ(仙台白百合女子大学)、田中雅章(鈴鹿短期大学) | ||||
15:30-17:30 | 一般セッションA3(15:30-17:30)座長:辰己丈夫(東京農工大) | 一般セッションB3(15:30-17:15)座長:大即洋子(清和大) | |||
学校非公式サイトを活用した学校評価支援に関する提案 | 池辺正典,佐久間拓也,川合康央,柳生和男,松本浩之(文教大学) | Javaプログラミング単位認定型e-Learning授業に関する一考察 | 高岡詠子、米田毅浩(千歳科学技術大学) | ||
高校情報BにおけるCSアンプラグドの活用 | 保福やよい(神奈川県立松陽高校)、井戸坂幸男(松阪市立飯南中学校)、兼宗進(一橋大学)、久野靖(筑波大学) | 双方向性を有した講義支援システムにおけるコメント収集手法の提案 | 土井健司、平島大志郎、高木正則、望月雅光、勅使河原可海(創価大学) | ||
遠隔教育によるK12プログラミング教育プロジェクトの運営・評価 | 宮崎佳典,上田裕子(静岡大学) | 経験デザインを基盤にした問題発見型学習とその教材開発 | 上平崇仁(専修大学) | ||
Project-Based Learning Applied by Expert Role Model: Squeak eToys Game Programming Course for Novices | DongHee Park, JeongA Jang, SeungBum Kim, WonGyu Lee(Korea Univ),JoonPyo Park(YonSei Univ) | 文科系大学における入学時の一般情報能力の年次比較と今後の一般情報教育 | 立田ルミ(獨協大学) | ||
学生による「パソコン先生」ボランティア-情報教育支援活動へ参加した大学生の意識調査- | 今野紀子,土肥紳一(東京電機大学) | 大学低学年向けWebプログラミング授業におけるPBL導入の試み | 細澤あゆみ、菅原慎吾、田辺翔子、堀口貴光、湯瀬裕昭、青山知靖、鈴木直義(静岡県立大学) | ||
17:45-19:45 | シンポジウム・ディナー | ||||
20:00-21:00 | デモンストレーション/ポスター | ||||
大学での利用を想定した指静脈認証による出席確認システム | 河田 貴司,湯瀬 裕昭,吉田 雄紀,青田 裕司(静岡県立大) | ||||
大学生もアンプラグドー洋書講読と模擬授業による授業実践 | 嘉田 勝(大阪府立大) | ||||
2進法の教材−江戸のパズル | 久保 敏子(大阪府立桃谷高),辰己 丈夫(東京農工大),兼宗 進(一橋大) | ||||
モデル化とシミュレーション用ソフトウエアの韓国語版の開発 | 中村 州男,江見 圭司(京都情報大学院大) | ||||
Anchor Garden: オブジェクト指向言語におけるデータ構造の基本を理解するためのワークベンチ | 三浦 元喜,杉原 太郎,國藤 進(北陸先端科学技術大学院大) | ||||
21:00-23:00 | 表彰式,Night Owl Session |
発地 | 時刻 | 着地 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 便名 |
成田 | 09:45→12:20 | 済州 | ♪ | ♪ | ♪ | ♪ | ♪ | ♪ | KE718 | |
関西 | 09:30→11:10 | ♪ | ♪ | ♪ | KE734 | |||||
中部 | 08:30→10:25 | ♪ | KE756 | |||||||
15:20→17:15 | ♪ | ♪ | KE756 | |||||||
福岡 | 10:00→11:05 | ♪ | OZ139 | |||||||
12:20→13:25 | ♪ | ♪ | OZ139 |
発地 | 時刻 | 着地 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 便名 |
済州 | 18:10→20:30 | 成田 | ♪ | ♪ | ♪ | ♪ | ♪ | ♪ | KE717 | |
18:50→20:25 | 関西 | ♪ | ♪ | ♪ | KE733 | |||||
19:00→20:40 | 中部 | ♪ | KE755 | |||||||
12:30→14:10 | ♪ | ♪ | KE755 | |||||||
19:30→20:30 | 福岡 | ♪ | OZ140 | |||||||
14:20→15:20 | ♪ | ♪ | OZ140 |
JTB西日本 教育旅行大阪支店 〒541-0053 大阪市中央区本町2-1-6 堺筋本町センタービル 8F TEL:06-6271-8375 FAX:06-6262-9248 担当:佐藤,宮本 |
情報教育シンポジウムSSSは、1999年夏、長野県坂井村(現 筑北村)の冠着荘・クアハウス坂井で、Summer Symposium in Shinshu 99として始まった。高校の教科「情報」の発足が決まっていたが学習指導要領の内容はまだ決定前で、そのあるべき姿をめぐって意見が交わされていた時だった。それから9年が経ち、いま同教科は、その10年後の改訂内容が話題である。
SSSは高校での情報教育にテーマを限るものではないが、少なくとも重要なテーマの一つとして、高校やそれを含めた初中等教育での情報教育を一貫して掲げてきた。これに関わる人としては、まず現場の小・中・高等学校の先生方、そして研究者あるいは教員養成担当者としての大学教員、そして自治体および国の行政担当者などがあげられる。 SSSは全国規模の催しであり、開催地を除けば遠方からの参加となる。今回は日本国外での開催であるが、遠方での会議にも常日頃参加している大学教員等だけでなく、実際の情報教育の現場を担っておられる意識の高い小・中・高等学校の先生方にも、なんとか多数御参加いただいて、共に日本のそして世界の情報教育の明日を作る一端を担いたいと思う。そのために我々SSSスタッフの側も、呼びかけ・支援の両面から努力している。
さてSSSは、最初の3回が信州、そのあと関西(三田)、中部(浜名湖:静岡)と各地を回り、2004年には再び信州、その後北海道(小樽近郊:後志)、関東(箱根:仙石原)、中部(鈴鹿)と、本州および北海道の各地で開催されてきた。今回は初めて日本国外の韓国・済州島で開催する。開催地は日本国外であるが、いままでのSSSと同様、日本での話題を日本語で発表していただくことを主とする。もちろん日本以外の話題も歓迎であることも今まで同様であるし、さらに、上記の基本を踏まえつつ、日本国外での開催であることを考慮・利用して「国際セッション」を設け、そこでは、日本以外からの参加者も含め、日本語のみならず韓国語や英語での発表を認める。その際は日本語または英語での補助スライドを用意して日本からの参加者も理解できるようにしていただくものとする。
初の日本国外での開催が韓国でとなったのは、今までのSSS、さらに関連する諸活動からの流れがある。SSS2004において、かつて日本の大学に留学しておられた韓国の大学の先生が、大学院生3人を連れてはじめて参加してくださったのが、SSSと韓国とのつながりの発端である。その後は、2005での韓国からのより多人数の参加と研究発表があり、2006では韓国に研究滞在中であった和田が「世話役」を兼ねた「韓国からの参加者の一人」として参加した。2007でも引き続き韓国から多くの参加と研究発表があった。
もちろんSSSは、これからも日本の情報教育に関する様々な発表がひきつづいて多く行われる場であってほしい。同時に一方では、いつまでも韓国とだけの交流にとどまるのではなく、他の国との交流も始まるべきである。地に足のついた(しかし大いに価値のある)現場の先生がたからの研究・実践報告も、国際的な視野を持った研究報告も、もちろんその双方をつなぐような研究発表も、いずれもSSSは歓迎するものである。
私は信州に住んでいたことからSSS99から何回かは現地担当をつとめ、今回は大会委員長をつとめさせていただいている。歴史を振り返れば思うところも多いが、しかしそれに固執するのではなく、過去の積み上げは生かしつつ、誰もが「初めての参加」だったSSS99のときと同様に、初回参加の方も10回目の参加の方も対等な参加者である催しとして、意味のある開催になることを願うものである。
通常の参加形式(論文誌,宿泊,1日目夜〜3日目朝の食事込) | |
情報処理学会(関連学会,協賛学会)の正会員 | 40,000 |
情報処理学会(関連学会,協賛学会)の学生会員 | 30,000 |
非会員で初等中等教育の教員 | 40,000 |
非会員一般 | 45,000 |
非会員学生 | 35,000 |
宿泊を伴わない特殊な参加形式(論文誌,2日目の昼食込) | |
一般 | 28,000 |
学生 | 18,000 |