情報処理学会・コンピュータと教育研究会
情報教育シンポジウム
Summer Symposium in Suzuka 2007
〜情報教育の取るべき針路〜 §

お知らせ §

  • 2007/09/04: SSS2008は韓国の済州島にて行なう予定です。
  • 2007/09/04: SSS2007参加者138名,プレイベント(Moodle講習会)参加者39名でした。
  • 2007/08/30: 論文集の入手方法を掲出しました。
  • 2007/08/30: 論文賞奨励賞デモンストレーション賞を掲出しました。
  • 2007/08/26: 朝から障害の出ていました SSS Moodle! は元気に復活していますのでお知らせします。
  • 2007/08/16: 参加予定者は SSS Moodle! に登録して下さい。今後の議論や連絡はここで行います。
  • 2007/08/16: 参加申込は終了しました。
  • 2007/08/09: 採択結果を公開しました。
  • 2007/07/31: 参加申込一次締切完了しました。8月26日(1日目)のみ参加の初等中等教育の教員に限り受付中です。
  • 2007/07/14: 参加申込受付開始しました。
  • 2007/07/10: プログラムを掲出しました。
  • 2007/07/06: 出張申請添付用案内を掲出しました。
  • 2007/07/03: 採択論文一覧論文査読者一覧を掲出しました。
  • 2007/06/02: 論文概要投稿を締切りました。
  • 2007/04/18: 論文概要投稿受付開始
  • 2007/03/18: 論文募集要領掲載
  • 2006/08/18: ページ開設

論文集の入手方法 §

  1. 代金を以下にお振込下さい。
    • 三井住友銀行 本店営業部 普通 4745693
      情報処理学会CE研(ジョウホウショリガッカイシーイーケン)
    • 6,000円/冊(送料込。振込手数料はご負担下さい。)
  2. データを以下にメールして下さい。
    • sss2007info@oku.edu.mie−u.ac.jp
    • お名前
    • 郵便番号
    • 住所
    • 振込日
    • 冊数

概要 §

日時
2007年8月26日(日)〜28日(火)
場所
(協)三重県勤労者福祉センター 希望荘(地図)
〒510-1251 三重県三重郡菰野町湯の山(鈴鹿スカイライン入口)
TEL:(059)392-3181
FAX:(059)392-3180

プレイベント「Moodle講習会」(w/三情研) §

日時
2007年8月26日(日) 9:30〜12:30
(受付は1Fエスカレータ裏で9:00〜9:30)
場所
(協)三重県勤労福祉センター 希望荘 コンベンションホール
講師
白井達也(鈴鹿高専),奥村晴彦(三重大)
内容
  • Moodle(ムードル)は学びのためのグループウェアです。
  • オープンソースソフトですので無償で使えます。
  • ユーザ側に必要なのはWebブラウザだけ。
  • サーバはWindowsでもUNIX系OSでもかまいません。
  • 講習会はMoodleの概要を説明し,実際にWindowsにMoodleをインストールしてみます。
  • パソコンをお持ちの方は,インストール用CD-ROMを用意しますので,いっしょにインストールしてみましょう。
    • Windows NT/2000/XP(98/MEも可)
    • メモリ64MB以上,HDD300MB以上
    • Vistaにはたぶん対応していません
その他
昼食は要予約で別途1,000円

プログラム §

8月26日(日)
13:00-13:30受付(1Fエスカレータ裏)
13:30-13:45開会挨拶
 SSS2007大会委員長 奥村晴彦(三重大)
来賓挨拶
 三重県教育委員会事務局高校教育室 伊藤文子先生
13:45-14:30特別講演「リベラル・アーツとしての宇宙教育-宇宙研究最前線から21世紀の教育を考える-」(w/三情研)
 鈴鹿短期大学学長 佐治晴夫先生
14:45-16:15パネルディスカッション「高校普通教科『情報』の授業実践を省察して」(w/三情研)
 コーディネータ:長谷川元洋(金城学院大)
 パネリスト:浦田 治(三重県立四日市南高),加藤和幸(金城学院高),田邊則彦(慶應義塾湘南藤沢中・高),米田謙三(羽衣学園中・高)
16:30-18:10Session1-初等中等教育実践 座長:辰己丈夫(東京農工大)西田知博(大阪学院大)
[1-1J]コンピュータを使わない情報科学教育 -Computer Science Unplugged の翻訳と実践-
 兼宗 進(一橋大)・正田 良(国士舘大)・紅林秀治(静岡大)・鎌田敏之(愛知教育大)・井戸坂幸男(松阪市立飯南中)・保福やよい(神奈川県立松陽高)・久野 靖(筑波大)
[1-2J]情報の授業で統計を扱う
 中西 渉(名古屋高)
[1-3J]商業検定試験に向けたOSS環境での学習実践
 千葉大作(アルファシステムズ)・堤 雄思郎(大分県立三重総合高)・志子田有光(東北学院大)・早川栄一(拓殖大)
[1-4J]中学校技術教育と高校情報教育の連結について,知的財産の視点から
 世良 清(三重県立四日市商業高)・吉岡利浩(津市立豊里中)・松岡 守・村松浩幸(三重大)
[1-5J]情報の科学的な理解を深めるための学習設計 -小学校の総合的な学習の時間で行う情報教育-
 佐藤和浩(千葉市立おゆみ野南小)
18:10-19:30チェックイン・夕食(2F菰野菊)・入浴
19:30-20:50Session2 座長:大即洋子(清和大)
[2-1J]モデル化とシミュレーションのビジュアル化教材の開発
 中村州男・江見圭司(京都情報大学院大)
[2-2J]情報プレースメントテストのための準備調査
 立田ルミ(獨協大)
[2-3J]プロジェクト指向教育による学生の意識変化
 森下真衣・芥川美由紀・山上美紗・田辺翔子・細澤あゆみ・湯瀬裕昭・青山知靖・鈴木直義(静岡県立大)
[2-4J]プログラミング教育における小テストの実践報告
 田中善雄・三宅芳雄(中京大)
21:00-24:00Night Owl Session Unplugged (2F福寿草)
8月27日(月)
07:30-08:30朝食(2F菰野菊)
08:45-10:25Session3 座長:林 敏浩(香川大)
[3-1J]動作実習教育のための遠隔指導システムの提案
 渋沢良太・酒井美那・槙 雄亮・細澤あゆみ・湯瀬裕昭・鈴木直義(静岡県立大)
[3-2J]e-learningを利用した講義「情報とシステム」の教育方法について
 鈴木令子(一橋大)
[3-3J]ベクトル・行列の表示可能なeラーニングの実践に関する研究
 南野公彦(京都情報大学院大)・松村 初・山西 徹・酒井辰也(京都コンピュータ学院)・江見圭司(京都情報大学院大)
[3-4J]Moodleを活用したeラーニングの実践 -eラーニング・マネジメントの失敗から学ぶ-
 青山知靖・鈴木直義(静岡県立大)
[3-5J]専門職大学院で修士号を与えるための Project Based Learning の実施方法
 戸沢義夫(産業技術大学院大)
10:40-12:00Session4 座長:松永 豊(愛知教育大)
[4-1S]2足歩行ロボット教材の開発と教育での利用
 紅林秀治・菱田 亘・大村基将(静岡大)・兼宗 進(一橋大)
[4-2S]教科「情報」導入過渡期における入学時初期条件の変化
 横内滋里(山梨英和大)・片谷 教孝(桜美林大)・鳥養映子(山梨大)・林 英輔(麗澤大)
[4-3S]大学一般情報教育の新たな地平を拓く -情報の意味作用を基軸とした「情報学」への接近-
 桑原(中島)尚子(慶應義塾大・東京大)
[4-4S]ミニソフトウェアを用いて行う新しい情報リテラシー教育教材
 薮 哲郎(大阪府立大)
12:00-13:00昼食(2F菰野菊)
13:00-14:15招待講演「子ども達がICTに期待すること」
 三重県教育委員会事務局 研修企画・支援室 研修主事 保井伸之先生
14:30-16:10Session5 座長:並木美太郎(東京農工大)
[5-1S]LEDディスプレイを用いた電脳キャラクタのデザインおよび高校生の教育効果(4)
 増崎武次・中村知靖・富松 潔(九州大)
[5-2S]アノテーションを活用した教材コンテンツ作成環境の構築
 阿部裕行・伊藤一成・Martin J. Duerst(青山学院大)
[5-3S]教育支援システムSOLAR-CATSの静止画放送機能と授業への応用
 山之上 卓(鹿児島大)
[5-4S]NPR(Non-Programming Resource)とプログラミングをつなぐ取り組み -ドリトルによるタートルアルゴリズム-
 青木浩幸・ウラル ハリット・崔 淑敬(高麗大)・井戸坂幸男(松阪市立飯南中)・兼宗 進(一橋大)・李 元揆(高麗大)
奨励賞
[5-5S]教師教育における記号論の重要性
 斎藤俊則(日本教育大学院大)
16:25-17:25Session6 座長:兼宗 進(一橋大)
論文賞
[6-1F]学生ボランティアによる地域への情報教育推進支援 -求められる支援のあり方とは-
 今野紀子・土肥紳一(東京電機大)
[6-2F]「情報リテラシー教育」にとっての課題
 辰己丈夫(東京農工大)
17:30-19:00夕食(2F菰野菊)・入浴
18:30-19:30Demo Session(2F福寿草)
[D-1]初中等情報教育に関する日韓資料の対訳(日本語訳あるいは韓国語訳)の展示
 和田 勉(長野大)
[D-2]工科系大学における授業計画を重視した教科教育法の実践
 鍋島尚子(湘南工科大)
デモンストレーション賞
[D-3]コンピュータを使わない情報科学教育 -Computer Science Unplugged の翻訳と実践-
 兼宗 進(一橋大)・正田 良(国士舘大)・紅林秀治(静岡大)・鎌田敏之(愛知教育大)・井戸坂幸男(松阪市立飯南中)・保福やよい(神奈川県立松陽高)・久野 靖(筑波大)
[D-4]動作実習教育のための遠隔指導システムの提案
 渋沢良太・酒井美那・槙 雄亮・細澤あゆみ・湯瀬裕昭・鈴木直義(静岡県立大)
[D-5]モデル化とシミュレーションのビジュアル化教材の開発
 中村州男・江見圭司(京都情報大学院大)
[D-6]教育支援システムSOLAR-CATSの静止画放送機能と授業への応用
 山之上 卓(鹿児島大)
19:30-21:00Session7 座長:和田 勉(長野大)
[7-1F]Subversionを用いた学習管理システムの構築とプログラミング初学者への適用
 三浦元喜・國藤 進(北陸先端科学技術大学院大)
[7-2F]展開図学習用電子教材「TENKAI」を利用した授業効果の統計的検証
 大森 晃(東京理科大)・平野直樹(日本バイリーン)
[7-3F]A Developing Curriculum for solving the digital divide in elementary & secondary schools
 HanSung Kim・JongHye Kim・JeongAh Jang・WonGyu Lee(Korea Univ.)
21:00-24:00Night Owl Session Int'l (2F福寿草)
8月28日(火)
07:30-08:30朝食(2F菰野菊)・チェックアウト
08:45-10:15Session8 座長:中平勝子(長岡技術科学大)
[8-1F]完全e-learning型講義におけるデータの解析と各コンテンツの改善・運用に関する提案
 米田毅浩・板橋朋宏・遠藤亮輔・高岡詠子(千歳科学技術大)
[8-2F]異なる学習集団の学生が協調的に作問可能なe-Learningシステムの開発と評価
 高木正則・勅使河原可海(創価大)
[8-3F]情報教育に著作権と産業財産権を統合した知的財産権学習を導入する試み
 村松浩幸(三重大)・堀田龍也(NIME)・佐藤正寿(水沢市立水沢小)
10:30-11:30Session9 座長:立田ルミ(獨協大)
[9-1F]講義ノートのアクセスログを活用したSIEMの効果の分析
 土肥紳一・宮川 治・今野紀子(東京電機大)
[9-2F]情報教育と21世紀の教育
 大岩 元(慶應義塾大)
11:35-12:05特別企画「ジャーナル論文の書き方講座」
 情報処理学会 コンピュータと教育研究会主査 中森眞理雄(東京農工大)
12:05-12:30表彰・閉会
  • 会場はコンベンションホール(特記事項のあるものを除く)
  • 入浴は15:30〜24:00と6:00〜9:00に可能

費用 §

通常の参加形式(論文誌,宿泊,1日目夜〜3日目朝の食事込)
情報処理学会(関連学会,協賛学会)の正会員39,000
情報処理学会(関連学会,協賛学会)の学生会員   29,000
非会員で初等中等教育の教員39,000
非会員一般44,000
非会員学生34,000
宿泊を伴わない特殊な参加形式 夕食は1食あたり別途5,250必要
一般(論文誌,2日目の昼食込)24,000
学生(論文誌,2日目の昼食込)14,000
1日目16:15まで参加の初等中等教育の教員 無料
1日目のみ終日参加の初等中等教育の教員(論文誌込) 6,000

大会主旨 §

 高等学校に必履修の普通教科「情報」が導入されて5年目になりました。これ以外にも,初等中等教育等で情報教育・情報機器を活用した教育が活発に行われています。一方で,情報教育の目的・方法については多様な考え方が唱えられ,現状への批判,さらには不要論まで現れています。2006年度には「情報」未履修問題も顕在化しました。教育課程の改訂も間近に迫っており,情報教育は転機を迎えようとしています。
 このような状況の中,情報処理学会では,情報処理教育委員会が2005年に「日本の情報教育・情報処理教育に関する提言2005」を,2006年に「高校教科『情報』未履修問題とわが国の将来に対する影響および対策」と「高校普通教科『情報』新・試作教科書」を公開しました。また,情報処理学会コンピュータと教育研究会では,毎年数回の研究会に加えて,1999年からは毎年2泊3日の夏のシンポジウム(SSS)を開催し,情報教育の研究者や教育現場の教員の議論・研究発表の場を提供してきました。
 夏のシンポジウム(SSS)は,今年で第9回となります。SSS2007は,これまでのSSSの流れを踏まえて,

  • 情報教育の研究者
  • 初等中等教育等の現場の教員
  • 教育ソフト・教育コンテンツ等の開発者

の方々の参加を広く募り,実り多い議論を実現したいと思います。

組織 §

大会委員長
奥村晴彦(三重大)
実行委員長
田中雅章(鈴鹿短大)
実行委員
桑原裕史(鈴鹿高専),加藤和幸(金城学院高)
プログラム委員長
中野由章(千里金蘭大)
プログラム委員
兼宗 進(一橋大),久野 靖(筑波大),紅林秀治(静岡大),辰己丈夫(東京農工大),中平勝子(長岡技術科学大),中村 純(広島大),並木美太郎(東京農工大),長谷川元洋(金城学院大),林 敏浩(香川大),坂東宏和(桜美林大),前野譲二(早稲田大),松永 豊(愛知教育大),和田 Ben 勉(長野大)
システム担当
辰己丈夫(東京農工大)
会計担当
高岡詠子(千歳科学技術大)
大会全般の照会先
sss2007info@oku.edu.mie−u.ac.jp
主催
(社)情報処理学会 コンピュータと教育研究会(CE)
共催
(社)情報処理学会 情報処理教育委員会
    同    コンピュータ科学教育委員会(CS)
    同    情報システム教育委員会(IS)
    同    ソフトウェアエンジニアリング教育委員会(SE)
    同    コンピュータエンジニアリング教育委員会(CE)
    同    インフォメーションテクノロジ教育委員会(IT)
    同    一般情報処理教育委員会(GE)
    同    高専教育委員会
    同    初等中等教育委員会(PS)
    同    アクレディテーション委員会
三重県高等学校情報教育研究会(三情研)
後援
文部科学省
三重県教育委員会
四日市市教育委員会
鈴鹿市教育委員会
協賛
教育システム情報学会(JSiSE)
日本教育工学会
電子情報通信学会 教育工学研究専門委員会
協力
三重大学
鈴鹿工業高等専門学校
鈴鹿短期大学
(株)バッファロー
FREESPOT協議会

論文査読者一覧 §

以下の方々(敬称略)に,論文査読の御協力をいただきました。感謝申し上げます。
稲垣知宏(広島大), 植野真臣(電気通信大), 江見圭司(京都情報大学院大), 大即洋子(清和大), 奥村晴彦(三重大), 小原 格(東京都立町田高), 角田博保(電気通信大), 加藤和幸(金城学院高), 加藤直樹(東京学芸大), 兼宗 進(一橋大), 川合 慧(放送大), 久野 靖(筑波大), 紅林秀治(静岡大), 駒谷昇一(筑波大), 佐渡一広(群馬大), 佐藤和浩(千葉市立おゆみ野南小), 隅谷孝洋(広島大), 高岡詠子(千歳科学技術大), 高橋 優(早稲田大), 竹田尚彦(愛知教育大), 辰己丈夫(東京農工大), 長 慎也(一橋大), 藤間 真(桃山学院大), 中平勝子(長岡技術科学大), 中村 純(広島大), 並木美太郎(東京農工大), 西田知博(大阪学院大), 西之園晴夫(佛教大), 長谷川元洋(金城学院大), 葉田善章(NIME), 林 敏浩(香川大), 原田康也(早稲田大), 坂東宏和(桜美林大), 福田洋治(愛知教育大), 布施 泉(北海道大), 前野譲二(早稲田大), 松永 豊(愛知教育大), 山之上 卓(鹿児島大), 湯瀬裕昭(静岡県立大), 和田 Ben 勉(長野大/元高麗大)

歴代のSSS §


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Last-modified: 2007-09-04 (火) 01:28:59 (6306d)